03-6434-0758 LINE予約

TOP / コラム / 再生医療

再生医療2026.10.24

再生医療とアンチエイジングの線引き

2つは同じ意味ではありません。再生医療等は法律上の区分がある言葉、アンチエイジングは目的を表す言葉です。東京・六本木の当院(Tokyo Beauty Master Clinic.)は再生医療専門のクリニックで、総院長は日本抗加齢医学会の専門医です。

2つの言葉は、指すものが違う

言葉何を指すか法律上の扱い
再生医療等細胞加工物などを用いる医療技術再生医療等安全性確保法の対象。区分と届出がある
アンチエイジング(抗加齢)加齢に伴う変化への取り組み全般法律上の定義はない。範囲は使う人によって変わる

再生医療は「手段」、アンチエイジングは「目的」です。層が違うため、どちらかがどちらかを含む、という関係でもありません。

重なるところ、重ならないところ

  • 重なる例:ご自身の細胞を用いる治療を、加齢に伴う変化を目的に受ける場合
  • 重ならない例①:届出の対象となる再生医療を、加齢とは別の目的で受ける場合
  • 重ならない例②:サプリメントや生活習慣のように、医療行為にあたらない取り組み

同じクリニックの中に、法の対象となる治療と、対象外のものが並んでいることがあります。名前ではなく、区分で見分けてください。

広告で混ざりやすいところ

「再生医療によるアンチエイジング」といった表現は広く使われます。言葉自体が誤りというわけではありませんが、読み手は区別しにくくなります。

  1. その治療は法の対象か対象なら区分と計画番号があります。厚生労働省の「e-再生医療」で医療機関を確認できます。
  2. 対象外なら、何で品質を確かめるかエクソソームや幹細胞上澄液は法の対象外です。製造施設や規格の開示で判断することになります。

当院の場合

位置づけ当院が扱うもの
法の対象(第2種)幹細胞治療(計画番号 PB3260053)
法の対象(第3種)PRP療法(計画番号 PC3250017)
法の対象外エクソソーム、幹細胞上澄液(いずれも国内未承認の医薬品等)
自由診療の点滴・注射NAD注射、NMN点滴
食品サプリメント「NMN MASTER」(1日7粒・NMN 750mg)

同じ院で扱っていても、法律上の位置づけは別々です。診察では、どれがどの区分にあたるかを含めてご説明します。

これから分かってくること

確かめられているのは、再生医療等には法律上の区分と届出があり、アンチエイジングにはないことです。言葉の層が違います。

加齢に伴う変化に対して、どの手段がどこまで寄与するかは、いま研究が積み上がっている領域です。言葉の大きさと、確かめられた範囲は別のものです。

再生医療等は自由診療(保険適用外)です。サプリメントは食品であり、効果・効能をお伝えすることはできません。感じ方には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。

よくあるご質問

Q再生医療とアンチエイジングは同じ意味ですか+

違います。再生医療等は法律上の区分がある医療技術、アンチエイジングは目的を表す言葉で、法律上の定義はありません。

Qアンチエイジング目的でも届出は必要ですか+

治療が再生医療等安全性確保法の対象であれば、目的にかかわらず再生医療等提供計画の提出が必要です。

Qエクソソームは再生医療ですか+

生きた細胞を含まないため、再生医療等安全性確保法の対象外です。国内未承認の医薬品等にあたり、診察時に入手経路などをご説明します。

Qどれがどの区分かは聞けますか+

はい。診察の際に、法の対象となる治療か、対象外か、食品かを含めてご説明します。

未承認医薬品等に関する情報提供
エクソソーム製剤は国内未承認の医薬品等です。医薬品医療機器等法に基づく承認を受けたものではありません。入手経路・国内の承認医薬品の有無・諸外国における安全性等に係る情報は、診察時に医師よりご説明します。本治療は自由診療(保険適用外)です。効果・感じ方には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。