2つは同じ意味ではありません。再生医療等は法律上の区分がある言葉、アンチエイジングは目的を表す言葉です。東京・六本木の当院(Tokyo Beauty Master Clinic.)は再生医療専門のクリニックで、総院長は日本抗加齢医学会の専門医です。
2つの言葉は、指すものが違う
| 言葉 | 何を指すか | 法律上の扱い |
|---|---|---|
| 再生医療等 | 細胞加工物などを用いる医療技術 | 再生医療等安全性確保法の対象。区分と届出がある |
| アンチエイジング(抗加齢) | 加齢に伴う変化への取り組み全般 | 法律上の定義はない。範囲は使う人によって変わる |
再生医療は「手段」、アンチエイジングは「目的」です。層が違うため、どちらかがどちらかを含む、という関係でもありません。
重なるところ、重ならないところ
- 重なる例:ご自身の細胞を用いる治療を、加齢に伴う変化を目的に受ける場合
- 重ならない例①:届出の対象となる再生医療を、加齢とは別の目的で受ける場合
- 重ならない例②:サプリメントや生活習慣のように、医療行為にあたらない取り組み
同じクリニックの中に、法の対象となる治療と、対象外のものが並んでいることがあります。名前ではなく、区分で見分けてください。
広告で混ざりやすいところ
「再生医療によるアンチエイジング」といった表現は広く使われます。言葉自体が誤りというわけではありませんが、読み手は区別しにくくなります。
- その治療は法の対象か対象なら区分と計画番号があります。厚生労働省の「e-再生医療」で医療機関を確認できます。
- 対象外なら、何で品質を確かめるかエクソソームや幹細胞上澄液は法の対象外です。製造施設や規格の開示で判断することになります。
当院の場合
| 位置づけ | 当院が扱うもの |
|---|---|
| 法の対象(第2種) | 幹細胞治療(計画番号 PB3260053) |
| 法の対象(第3種) | PRP療法(計画番号 PC3250017) |
| 法の対象外 | エクソソーム、幹細胞上澄液(いずれも国内未承認の医薬品等) |
| 自由診療の点滴・注射 | NAD注射、NMN点滴 |
| 食品 | サプリメント「NMN MASTER」(1日7粒・NMN 750mg) |
同じ院で扱っていても、法律上の位置づけは別々です。診察では、どれがどの区分にあたるかを含めてご説明します。
これから分かってくること
確かめられているのは、再生医療等には法律上の区分と届出があり、アンチエイジングにはないことです。言葉の層が違います。
加齢に伴う変化に対して、どの手段がどこまで寄与するかは、いま研究が積み上がっている領域です。言葉の大きさと、確かめられた範囲は別のものです。
再生医療等は自由診療(保険適用外)です。サプリメントは食品であり、効果・効能をお伝えすることはできません。感じ方には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。
よくあるご質問
Q再生医療とアンチエイジングは同じ意味ですか+
違います。再生医療等は法律上の区分がある医療技術、アンチエイジングは目的を表す言葉で、法律上の定義はありません。
Qアンチエイジング目的でも届出は必要ですか+
治療が再生医療等安全性確保法の対象であれば、目的にかかわらず再生医療等提供計画の提出が必要です。
Qエクソソームは再生医療ですか+
生きた細胞を含まないため、再生医療等安全性確保法の対象外です。国内未承認の医薬品等にあたり、診察時に入手経路などをご説明します。
Qどれがどの区分かは聞けますか+
はい。診察の際に、法の対象となる治療か、対象外か、食品かを含めてご説明します。
エクソソーム製剤は国内未承認の医薬品等です。医薬品医療機器等法に基づく承認を受けたものではありません。入手経路・国内の承認医薬品の有無・諸外国における安全性等に係る情報は、診察時に医師よりご説明します。本治療は自由診療(保険適用外)です。効果・感じ方には個人差があり、特定の結果を保証するものではありません。